「うちはInstagramをやっているから、ホームページはいらない」——カフェや飲食店の方とお話しすると、かなりの確率でこの話になります。
実際、写真の見せ方はInstagramのほうが得意です。ただ、お店に行こうと決める直前のひと手間で、お客様がつまずいていることがあります。この記事では、長野市でカフェ・飲食店をされている方に向けて、ホームページに何を載せると来店につながるのかを整理します。
「行こうかな」から「行く」までの、あと1回の検索
お客様の動きを思い出してみてください。
Instagramでたまたま見かけて「よさそう」と思う。そこまではSNSが仕事をしています。ですがその後、多くの人は店名で1回検索します。今日は開いているのか。ランチはいくらか。駐車場はあるのか。子ども連れでも大丈夫か。この確認をしないまま車を出す人は、そう多くありません。
このとき出てくるのが、Googleビジネスプロフィール(地図の枠)と、グルメサイトと、あればホームページです。ここに情報がなければ、お客様は「まあ、また今度でいいか」と判断します。断られたわけではなく、確認できなかっただけで流れてしまう。これが、一番惜しい取りこぼしです。
SNSは「見つけてもらう」ための場所。ホームページは「行くと決めてもらう」ための場所。役割が違う。
載せるべき情報は、突き詰めると3つ
あれもこれもと考えると手が止まります。まずはこの3つだけで十分に機能します。
| 載せるもの | お客様が確かめたいこと |
|---|---|
| メニューと価格 | 予算感が合うか。何が名物か |
| 店内の雰囲気 | 一人で入れるか。長居していいか。子連れは平気か |
| アクセスと営業情報 | 駐車場はあるか。今日は開いているか |
逆に言えば、この3つが揃っていないページは、どれだけデザインが綺麗でも来店の判断材料になりません。順番に見ていきます。
1. メニューは「価格つき」で載せる
メニュー写真だけを載せて、価格を書いていないページをよく見かけます。おそらく値段を変えたときに直すのが面倒だから、という理由が大きいと思います。
ですが、お客様が最初に知りたいのは「いくらか」です。ランチが1,000円なのか2,500円なのかで、行く日も、誰と行くかも変わります。価格が書いていないと、高いのではという想像で敬遠されることがあります。
全品を載せる必要はありません。ランチ数種類、看板メニュー、ドリンクの価格帯。この程度で判断はつきます。大事なのは季節でメニューが変わったときに、ちゃんと直せる状態にしておくことです。更新のたびに費用がかかる契約だと、たいてい直さなくなります(費用の相場と内訳でも触れています)。
2. 雰囲気は「料理より店内」を出す
料理の写真はSNSにたくさん上がっています。ホームページで足りていないのは、たいてい店内の写真のほうです。カウンター席はあるか、席の間隔はどれくらいか、外観は見つけやすいか。
初めての店に入るとき、人はけっこう緊張しています。「入る前に中が見えている」だけで、そのハードルはかなり下がります。おしゃれに撮る必要はなく、実際に座ったときの目線で撮った写真のほうが、むしろ役に立ちます。
3. アクセスは、長野では駐車場が最優先
都市部の記事だと「最寄り駅から徒歩◯分」と書けと言われますが、車移動が中心のエリアでは、それより先に知りたいのは駐車場です。台数、満車のときの案内、Googleマップの埋め込み。この3つで足ります。
「駐車場3台あり。満車のときは向かいの◯◯パーキングをご利用ください」——この一文があるかないかで、行くかどうかが決まることがあります。地味ですが、効きます。
Instagramとホームページ、どう使い分けるか
両方やるのは大変なので、役割をはっきり分けてしまうのが現実的です。
| ホームページ | ||
|---|---|---|
| 役割 | 知ってもらう・思い出してもらう | 行くと決めてもらう |
| 内容 | 今日のケーキ、日々の様子 | メニュー・価格・店内・アクセス |
| 更新頻度 | できるだけこまめに | 変わったときだけ |
| 弱点 | 過去の投稿が埋もれる。検索で出にくい | それ単体では見つけてもらいにくい |
Instagramの弱点は、大事な情報ほど流れていくことです。営業時間を投稿しても、3日で下に埋もれます。逆にホームページは、置いておけばいつでも同じ場所にあります。この違いを踏まえて、流れてほしくない情報だけをホームページに置く。それだけで十分に噛み合います。プロフィール欄のリンクも、DMではなくホームページに向けておくほうが親切です。
Googleビジネスプロフィールも必ず埋める
「長野市 カフェ」のように地名を入れて検索すると、検索結果の上のほうに地図と店舗一覧が出ます。ここに出る情報のもとになっているのが、Googleビジネスプロフィールです。無料で登録できます。営業時間と定休日、店内・外観の写真、そしてホームページのURL。この3つは必ず入れてください。
地図で見つけてもらい、ホームページで判断してもらう。この2つはセットで動きます。片方だけだと、どちらも力が出ません。
ちなみに、従業員20人以下の小規模事業者でホームページを持っているのは、全国でおよそ半分という調査結果があります(アイ・モバイル株式会社、中小企業6,744社を対象、2023年)。近所の同業のうち半分は、まだこの場所を空けています。
信州Webデザインの場合
信州Webデザインは、打ち合わせ3回でつくるオーダーメイド型です。制作費は80,000円〜(一括・分割払いどちらも可)。月額の契約に入っていただく必要はなく、公開したサイトはお客様のものになります。
公開後の更新は、ご自身でされる場合は費用がかかりません(公開時に操作説明をします)。こちらで作業する場合は1回3,000円〜です。現在は先着3社限定で、モニター価格60,000円のご案内も行っています。金額の内訳は料金の考え方のページにまとめました。
まずは3つだけ、書き出してみる
難しく考える必要はありません。紙に3つ書くところから始められます。
- 看板メニューを3つ、価格つきで
- 店内をスマホで5枚、座った目線で
- 駐車場の台数と、満車のときの案内
これが揃っていれば、あとは形にするだけです。あなたのお店の良さは、既にお店の中にあります。それを、まだ来ていない人にも見えるようにするのがホームページの役割です。
「うちのお店だとどうなる?」だけでも大丈夫です
打ち合わせ3回でつくるオーダーメイドのHP制作。制作費80,000円〜・分割払い可。
モニター価格60,000円は先着3社限定です。
ご相談・お見積もりは無料です。長野県内対応。